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DMMの基本構造(電圧・電流・抵抗)
- 2025/12/8 -

DMMの基本構造(電圧・電流・抵抗)

デジタルマルチメータ(DMM)は、電圧・電流・抵抗などの電気量を測定するための基本的な計測器であり、電子回路の学習や実験で最初に扱う機器の一つである。内部にはアナログ信号をデジタルに変換して数値として表示する仕組みがあり、測定対象に応じてレンジ(測定範囲)を切り替えて使用する。

電圧測定では、対象回路にほとんど負荷を与えずに測定できるよう高いインピーダンスを持つ。一方、電流測定では電流を一度メータ内部に流すため、回路に直列に接続する必要がある。抵抗測定では内部の電源を利用して微小電流を流し、その応答から抵抗値を求める仕組みになっている。

DMMには、AC/DCの切替、導通チェック、ダイオードテスト、周波数測定など複数の機能が搭載されていることが多く、仕様によって精度や速度が異なる。基礎的な測定を正確に行うためには、機能の意味と内部構造を理解することが重要である。DMMは電子回路の状態を把握するために欠かせない計測器であり、正しい使い方を身につけることが学習の第一歩となる。

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