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【超入門】コイル(インダクタ)
- 2025/12/9 -

■ コイル(インダクタ)

コイルは、電流の変化に対して逆らう性質を持つ電子部品です。
コンデンサと並び、電子回路の基本要素の一つとして広く使われます。

■ コイルの基本的な働き
コイルに電流が流れると磁界が発生します。
電流が変化すると、その変化を打ち消す方向に働きます。
この性質により、電流をなだらかにする役割を持ちます。

■ インダクタンス
コイルがどれだけ磁気エネルギーを蓄えられるかを表す値をインダクタンスと呼びます。
単位はヘンリーで、実際にはマイクロヘンリーやミリヘンリーが多く使われます。

■ 直流と交流での動作
直流では、一定時間が経つと電流がそのまま流れ続けます。
交流では、周波数が高くなるほど電流が流れにくくなります。
この性質はフィルタ回路で活用されます。

■ 主な用途
電源回路ではノイズ低減や電流平滑に使用されます。
スイッチング電源ではエネルギー変換の中心的な部品です。
高周波回路ではチョークコイルとして使われます。

■ コイルの種類
空芯コイルは高周波特性に優れます。
鉄芯やフェライトコア付きコイルは小型で高インダクタンスを実現できます。
用途によって選定が重要です。

■ 測定時の注意点
コイルは周囲の磁界や金属の影響を受けやすい部品です。
測定時は配置や配線条件を一定に保つ必要があります。
大電流が流れる回路では発熱にも注意が必要です。

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