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【信号と波形の基礎】立ち上がり時間・立ち下がり時間
- 2025/12/9 -

【信号と波形の基礎】立ち上がり時間・立ち下がり時間

立ち上がり時間と立ち下がり時間は、信号の変化の速さを表す重要な指標です。
特にデジタル回路や高速信号の評価では欠かせません。

■ 立ち上がり時間
立ち上がり時間は、信号が低いレベルから高いレベルへ変化するのに要する時間です。
一般的には、振幅の10%から90%までの時間で定義されます。

■ 立ち下がり時間
立ち下がり時間は、信号が高いレベルから低いレベルへ変化する時間です。
立ち上がり時間と同様に、90%から10%までの時間で表されます。

■ なぜ重要か
立ち上がり・立ち下がりが遅いと、信号の識別が難しくなります。
高速通信では、誤動作やタイミングずれの原因になります。
オシロスコープの帯域幅選定にも直結します。

■ 帯域幅との関係
測定器の帯域幅が不足すると、実際よりも立ち上がりが遅く見えます。
正しい評価には、信号より十分に広い帯域幅が必要です。

■ 回路要因
配線の抵抗や容量、プローブの影響によっても変化します。
測定系全体での評価が重要です。

■ 測定時の注意点
プローブの種類や接続方法で測定結果が大きく変わります。
自動測定機能を使う場合も、測定条件の確認が必要です。
ノイズやオーバーシュートがあると誤差が出やすくなります。

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