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【オシロスコープの基礎】垂直分解能(ビット数)
- 2025/12/9 -

【オシロスコープの基礎】垂直分解能(ビット数)

垂直分解能は、オシロスコープが電圧をどれだけ細かく表現できるかを示す指標です。
微小信号やノイズを正しく観測するために重要な要素です。

■ 垂直分解能とは
垂直分解能は、A/D変換時のビット数で表されます。
ビット数が多いほど、電圧を細かく段階分けできます。
デジタルオシロスコープの基本性能の一つです。

■ ビット数と電圧分解能
8ビットでは256段階、
12ビットでは4096段階に分解されます。
同じ電圧レンジでも、12ビットの方が微小な変化を捉えられます。

■ 微小信号への影響
分解能が低いと、波形が階段状に見えます。
ノイズと信号の区別が難しくなります。
高分解能は低ノイズ測定に有利です。

■ 垂直分解能とダイナミックレンジ
ビット数が増えることで、ダイナミックレンジが広がります。
大きな信号と小さな信号を同時に扱いやすくなります。
電源ノイズ測定などで効果を発揮します。

■ 実効分解能
実際の分解能は、ノイズや回路特性の影響を受けます。
カタログ値だけでなく、実使用時の性能が重要です。
平均化処理によって実効分解能を向上させることもできます。

■ 測定時の注意点
垂直レンジを適切に設定することで、分解能を最大限活かせます。
不要にレンジを広げると分解能が低下します。
測定対象に合わせた設定が重要です。

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