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【超入門】電源の種類
- 2025/12/9 -

■ 電源の種類

電源とは、電気機器や回路にエネルギーを供給するための装置や仕組みのことです。
電源の種類を理解することは、計測器の使用や回路設計、安全な測定を行ううえで非常に重要です。

■ 直流電源(DC電源)
直流電源は、電圧と電流の向きが一定で変化しない電源です。
電池、バッテリー、ACアダプタ、直流安定化電源などが代表例です。
電子回路、マイコン、センサ、ICなどは、基本的に直流電源で動作します。

■ 交流電源(AC電源)
交流電源は、電圧と電流の向きが周期的に変化する電源です。
日本の家庭用電源は AC100V・50Hz / 60Hz が一般的です。
モーター、ヒーター、大型機器などで多く使用されます。

■ 定電圧電源
出力電圧を一定に保つ電源です。
負荷が変化しても電圧がほぼ一定になるため、電子回路の電源として広く使われます。
実験や評価では直流安定化電源がよく使用されます。

■ 定電流電源
出力電流を一定に保つ電源です。
LED駆動やバッテリー充電など、電流管理が重要な用途で使用されます。

■ スイッチング電源
内部で高周波スイッチングを行い、小型・高効率を実現した電源です。
ノイズが発生しやすいため、測定時には注意が必要です。

■ リニア電源
トランスとリニア回路で電圧を制御する電源です。
サイズは大きくなりますが、ノイズが少なく安定した電源として評価用によく使われます。

■ 計測器と電源の関係
オシロスコープやマルチメータでの測定結果は、電源の種類や品質に大きく影響されます。
特にスイッチング電源ではリップルやノイズが測定波形に現れることがあります。