English  中文站
【プローブと測定品質】×1プローブと×10プローブの違い
- 2025/12/9 -

【プローブと測定品質】×1プローブと×10プローブの違い

×1プローブと×10プローブの違いは、
表示倍率だけでなく、
回路への影響と測定できる周波数特性に大きく関係している。

×1プローブは、
信号をそのままの倍率で測定できるため、
低電圧・低周波の測定では扱いやすい。
しかし入力容量が大きく、
回路に与える負荷も大きい。
そのため、
高速信号では波形が丸くなりやすい。

×10プローブは、
信号を10分の1に減衰させて測定する。
一見すると不利に思えるが、
入力容量が小さくなり、
回路への影響が大幅に減る。
このため、
高周波信号や高速エッジの測定に適している。

多くの測定では、
×10プローブが標準的に使われる。
特別な理由がない限り、
まず×10を選ぶのが安全である。

注意点として、
プローブ倍率と
オシロスコープ側の設定が一致していないと、
表示される電圧値は正しくならない。
測定前に必ず確認する必要がある。

×1と×10の違いを理解することは、
測定品質を大きく向上させる第一歩である。