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(第2回)電子負荷の動作モードを理解しよう(CC・CV・CR・CP)
- 2025/10/1 -

(第2回)電子負荷の動作モードを理解しよう(CC・CV・CR・CP)

電子負荷は、測定対象や試験目的に応じて4つの動作モードを使い分けます。
それぞれの特徴を理解することで、より効果的に電源を評価できます。

定電流モード(CC)
設定した電流を一定に保ち、電圧が変動しても電流値を維持します。直流電源のレギュレーションや保護回路試験に最もよく使用されます。たとえば「2Aで負荷をかける」と設定すれば、安定した電流を維持して電圧変化を測定できます。

定電圧モード(CV)
入力電圧を一定に維持しながら、電流を自動で調整します。バッテリ放電試験や充電特性の評価に向いており、特に終止電圧を正確に制御したい場面で役立ちます。

定抵抗モード(CR)
仮想的な抵抗値を再現し、電流と電圧の比率を固定して動作します。実際の負荷抵抗を使わずに回路条件を模擬できるため、教育や研究用途に便利です。

定電力モード(CP)
常に一定の電力を吸収するよう動作します。高負荷状態での安定性や発熱特性を確認する際に有効です。

OWON OEL15/30シリーズは、これらすべてのモードに対応しており、タッチパネル操作で簡単に切り替え可能です。電流の変化を細かく制御できるため、定格試験から瞬時応答試験まで柔軟に対応します。
電源評価を初めて行う学生・技術者にも扱いやすいエントリーモデルです。




【電子負荷入門シリーズ】

〜電源評価に欠かせない基本原理と使い方〜
(OWON OEL15/30シリーズ・OEL800シリーズ対応)


目次

第1回 電子負荷とは?基本の仕組みをやさしく解説
電子負荷の基本構造と動作原理をわかりやすく説明。
OEL15/30シリーズ・OEL800シリーズの特徴と、電源評価における電子負荷の役割を紹介します。

第2回 電子負荷の基本モードと電源試験での活用例
定電流(CC)・定電圧(CV)・定抵抗(CR)・定電力(CP)など、主要モードの仕組みを解説。
それぞれの用途と、OEL15/30シリーズでの活用シーンを具体的に紹介します。

第3回 電子負荷の接続と安全な使い方
接続手順・ケーブル選定・リモートセンスなど、安全に使用するための基本をまとめます。
OEL15/30シリーズに搭載された各種保護機能やデータ通信機能についても紹介します。

第4回 電子負荷を使った電源評価の実践ポイント
負荷レギュレーション試験・過渡応答試験・過電流保護(OCP)試験など、代表的な評価方法を具体的に解説。
OEL15/30シリーズによる応答特性試験や自動放電プログラムの活用例を紹介します。

第5回 電子負荷の選び方と今後の応用
定格・電力・応答速度など、電子負荷を選ぶ際のポイントを整理。
OEL15/30シリーズとOEL800シリーズの使い分けや、再生エネルギー・EV・IoT分野などの最新応用を展望します。