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【電源・機種選定に役たつ】ラインレギュレーションとロードレギュレーション
- 2025/12/1 -

【電源・機種選定に役たつ】ラインレギュレーションとロードレギュレーション

直流電源の「安定度」を表す代表的な指標が、ラインレギュレーションロードレギュレーション である。この2つを理解しておくと、電源品質の違いがわかり、ホビー用途でも“安心して動作する電源”を選びやすくなる。


ラインレギュレーションとは(入力が揺れても出力が安定するか)

電源に供給される AC入力電圧が変動したとき
出力がどれだけ変わってしまうかを示す指標。


家庭のAC 100Vは、実は 95〜105V の範囲で揺れていることがある。

性能の良い電源ほど
「入力が揺れても出力をピタッと保つ」

ラインレギュレーションの値が小さいほど、電源としての安定度が高い。


ロードレギュレーションとは(負荷が変わっても出力が安定するか)

負荷側の電流が変化したとき、
電源がどれだけ電圧を維持できるかを示す指標。


Arduinoをつないでいる状態から、モーターを追加して電流が増えると…
安い電源だと 電圧が下がってしまう ことがある。

良い電源は
「電流が増えても電圧を一定に保つ」

ロードレギュレーションが小さいほど、安定した電源と言える。


ホビー・教育で重要になるのはロードレギュレーション

理由
・電子工作では負荷がよく変わる
・センサのON/OFF、LED点灯、モーター起動で電流が変動
・電圧がブレるとマイコンがリセットしやすい

つまり、
ロードレギュレーションが良い電源=作品が安定して動く電源

OWONの実験用電源は、このロードレギュレーションが安定しており、ホビー用途に非常に扱いやすい。


ラインレギュレーションが重要になる場面

・AC100V の変動が大きい地域
・長い延長コードを使う場合
・学校や研究室で複数機器を一度に使う場合

入力電圧が揺れても、出力が変わらない電源の方が安定度が高い。


どれくらいの値なら「良い電源」なのか(目安)

ホビー・教育用途では次を目安にすれば十分。

ラインレギュレーション
→ 0.1% 以下なら問題なし
(ACが揺れても出力はほぼ一定)

ロードレギュレーション
→ 0.2〜0.5% 以下が理想
(負荷が変わっても出力が安定)

OWON・SIGLENT の電源は、教育用としてこのレベルを満たしているため扱いやすい。


レギュレーションが悪いとどうなる?

・LEDがチラつく
・センサ値がふらつく
・マイコンが突然リセット
・電圧が落ちてモーターが動かない
・アナログ回路の音が「ブツッ」と乱れる

「動いたり動かなかったりする」原因の多くは電源の安定度不足にある。


まとめ

・ラインレギュレーション=入力の揺れに強い
・ロードレギュレーション=負荷の揺れに強い
・ホビーや教育ではロードレギュレーションが特に重要
・値が小さいほど安定した電源
・安定した電源を使うと、電子工作の“成功率”が大きく上がる

OWON の電源は、教育・個人ラボに必要な安定度を持ち、初心者にも安心して使える。