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【超入門】配電方式の種類
- 2025/12/9 -

■ 配電方式の種類

配電方式とは、発電所や変電所から供給される電気を、建物や設備へ安全かつ効率よく届けるための仕組みです。
配電方式の違いは、電圧レベルや接地方法、安全性、使用機器に影響します。

■ 単相2線式
2本の電線で電気を供給する方式です。
日本の一般家庭で最も多く使われており、照明やコンセントなどの小容量負荷に適しています。
電圧は主に AC100V です。

■ 単相3線式
3本の電線を使用する配電方式です。
100V と 200V の両方を取り出すことができ、家庭用エアコンやIH調理器などにも対応します。
日本の住宅用配電として広く採用されています。

■ 三相3線式
3本の電線で構成される方式で、主に工場や業務用設備で使用されます。
モーターなどの動力用途に適しており、効率よく大きな電力を供給できます。

■ 三相4線式
三相3線式に中性線を加えた方式です。
動力と照明を同時に供給できるため、工場や大型施設で使用されます。

■ 高圧配電と低圧配電
低圧配電は主に AC100V / 200V を指し、一般家庭や小規模設備で使用されます。
高圧配電は 6.6kV などの高い電圧で供給され、受電設備を通じて低圧に変換されます。

■ 配電方式と測定の注意点
配電方式によって基準電位や接地方法が異なるため、
オシロスコープやテスターで測定する際は、測定点とアースの関係に注意が必要です。
誤った接続は、短絡や機器破損につながる恐れがあります。

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