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Q&A(TAO3000のトリガの誤差)
質問:TAO3000のトリガの誤差について User ManualにTrigger level Accuracy (typical) Internal ±0.3 divと記載がありました。 同User Manualに記載されているDisplacement ±200 V (2 V/div – 10 V/div)を踏まえて考えると、 最小誤差は2 V/div ×(±0.3 div)=±0.6V 最大誤差は10 V/div ×(±0.3 div)=±3V という考えで正しいでしょうか。誤差は1V程度を希望しています。
回答:x10プローブ使用して50V/divにすると、画面全体(10div)で±250V観測可能です。100VAC(±141V)の観測ならこの設定になるかと思います。50V/divレンジなので、トリガ誤差は±15Vになります。
オシロスコープは高精度測定器ではありません。波形観測器です。実波形で調整しながら設定してください。
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Q&A(TAO3000シリーズのタイムアウト・トリガ)
質問:TAO3000シリーズのタイムアウト・トリガについて教えてください。 ご助言くださいました「+134V(+95Vx1.41)にトリガを設定」ですが、これは+134V以上がAC1サイクル以上(東日本の場合、60Hzのため1サイクル=1/60s)続いたらトリガが入るという意味で正しいでしょうか? 工場で使用している機械に、電圧降下(±134V(±95Vx1.41)未満)による過電流が起きているか調査したいのです。 ±134V(±95Vx1.41)未満が長時間続くかどうかを調査するにはRunt トリガを使用するのかと思い込んでいたのですが、タイムアウト・トリガの方が適しているのでしょうか?
回答:下記文書は他社の文書ですがですが、トリガタイプの仕組みについて詳しく記載されています。ご参照ください。OWONもおおむね似たようなトリガタイプです。
https://download.tek.com/document/55Z-17291-3.pdf
どのような波形でトリガをかけたいのか、まず波形を絵にかいてみて、どのトリガタイプならトリガできそうなのかを考えてみるとよいかと思います。
おそらくいくつかの方法があると思います。周囲の方にも訊いてみるとよいかと思います。
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Q&A(XDM3051 モーターの消費電流の中央値を測定方法)
質問:モーターの消費電流の中央値を測定したい。あるいは5分ほど連続した数値を記録できる装置が欲しい。後者の場合、連続した数値をPCへ取り込んで、Excelで数値処理して中央値を算出する方法を考えている。
回答:OWONのデジタルマルチメータXDM3051にはロギング機能があり、内部メモリには1Mポイント、外部メモリなら10MポイントぶんデータをCSV形式で保存できます。ポイント数や測定間隔はユーザーが設定可能です。
XDM3051のユーザーマニュアルにはData Record Function の Auto Record として記載されています。
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HDS2102Sの測定について
質問:
HDS2102Sで信号計測に使用するために購入しましたが、テストでAC100Vを計測したところ、計測値が300Vになるのはなぜでしょうか。ご教授お願い致します。
回答:下記URLをご参照ください。
AC100Vの波形がどのようなものか図解されています。
ピークトゥピークだと282Vppです。
ノイズの影響や誤差なども考慮すると300Vppに近い値になることがあり得ます。
https://mokomichi70.hatenablog.com/entry/2020/03/08/014441
AC電源電圧を測るときは十分に注意してください。
感電や短絡などの事故が起きると容易に怪我をしてしまいます。
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交流の突入電流の測定について
質問:交流の突入電流の測定が出来ますか?
回答:HDS200だけでは突入電流を測ることはできません。測定対象に合わせた適切な電流プローブと組み合わせれば測ることができます。