■ この製品の帯域幅とサンプルレートは?
SDS1104は100MHzの帯域幅と最大1GS/sのサンプルレートを持ち、一般的な電子回路測定に十分な性能を備えています。
■ 4チャンネルはどのような場面で有利ですか?
複数の信号を同時に観測・比較する際に便利です。特に回路のタイミング確認や入出力信号の比較、クロストーク確認に有用です。
■ プローブの減衰比設定方法は?
本体とプローブ両方で10Xに設定する必要があります。CH1〜CH4ボタンからProbe設定メニューを開き、10Xを選択してください。
■ FFT機能はありますか?どのように使えますか?
はい、FFT機能を搭載しており、時間領域の波形を周波数領域に変換可能です。MathボタンからFFTを選び、窓関数(Hamming, Blackmanなど)や表示形式(Vrms/dB)を設定できます。
■ オートセット機能の特徴は?
Autosetボタンを押すだけで、垂直・水平スケール、トリガ設定を自動で調整し、信号を見やすく表示します。初めてでも簡単に波形確認が可能です。
■ USBメモリによる波形保存は可能?
可能です。USBホストポートにUSBメモリを挿し、Wave(波形)やImage(スクリーンショット)などを保存できます。CSV形式やBIN形式での保存に対応しています。
■ PCとの通信方法は?
付属CDのソフトウェアをインストール後、USBケーブルで接続します。UtilityメニューのDevice設定で「PC」を選び、リモート制御やデータ取得が可能になります。
■ セルフキャリブレーションはどんな時に行う?
温度が5℃以上変化した場合などに実施します。Utility → Adjust → Self Cal を選択して実行します。
■ 波形演算機能にはどんなものがある?
加算、減算、乗算、除算の基本演算に加えてFFT解析が可能。2チャンネル間の信号演算で差分確認などに使えます。
■ どのような自動測定ができますか?
周期、周波数、RMS、立ち上がり時間、パルス幅、デューティ比、遅延時間など、39種類のパラメータを自動測定できます。
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