OWON XDS3000シリーズ オシロスコープ FAQ
■ XDS3000シリーズとはどんな製品ですか?
XDS3000は、最大1GS/sのサンプルレートと、4チャンネル入力に対応した高性能デジタル・オシロスコープで、12ビット高分解能の波形測定を特長としています。
■ 主なスペックと特徴は?
帯域幅は100MHz~300MHz、メモリ長は最大40Mポイント、12ビットADCを搭載し、詳細な波形解析が可能です。4チャンネル入力のほか、タッチパネル付きディスプレイを備えています。
■ 波形の保存方法は?
USBメモリまたは内部ストレージに、CSV・BIN・画像形式で保存可能です。保存先や形式は画面上で選択できます。
■ オートセット機能はありますか?
はい、Autosetボタンを押すだけで、入力信号に応じた最適な設定が自動で適用され、波形を即座に表示できます。
■ FFT解析機能は搭載されていますか?
搭載されています。FFTを使えば時間領域の波形を周波数領域に変換し、スペクトル表示することができます。
■ 波形演算はできますか?
加算・減算・乗算・除算・FFTなどの演算波形を表示できます。数学演算専用のMATH波形として別に表示されます。
■ 多彩なトリガ機能に対応していますか?
はい、エッジ、スロープ、パルス、ビデオ、欠落、タイムアウト、オーバータイムなど、豊富なトリガ条件をサポートしています。
■ 12ビットADCのメリットは何ですか?
通常の8ビットADCに比べて4倍の分解能を持ち、微細な波形の違いやノイズの解析などでより正確な表示が可能です。
■ タッチパネル操作は可能ですか?
はい、XDS3000シリーズは静電容量式タッチパネルを採用しており、直感的な操作が可能です。
■ どのような用途に適していますか?
アナログ信号解析、ノイズ評価、電源回路の過渡応答解析、EMC対策など、高精度な波形観測が求められる開発・検証現場に最適です。
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