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OWON XSA800シリーズ スペクトラムアナライザ FAQ
- 2025/7/6 -

XSA800シリーズとはどのような機器ですか?
OWON XSA800シリーズは、9kHz〜3.6GHzまたは7.5GHzの周波数範囲をカバーするスペクトラムアナライザで、電波の強度分布を視覚的に分析するための計測機器です。

主な用途は何ですか?
無線通信、RF回路設計、EMC評価、アンテナ測定、干渉信号の検出などに使用されます。電波の周波数と強度の関係を正確に可視化できます。

スペクトラムアナライザとはどんな測定器ですか?
時間領域ではなく周波数領域で信号を観測する装置で、信号の成分やノイズレベル、占有帯域などの解析に用いられます。

XSA800シリーズの周波数範囲は?
モデルにより異なりますが、XSA815は最大1.5GHz、XSA832は最大3.2GHz、XSA875は最大7.5GHzに対応しています。

分解能帯域幅(RBW)の設定範囲は?
RBWは10Hzから3MHzの範囲で可変可能。測定精度と応答速度のバランスを自由に調整できます。

トレース機能はありますか?
はい、最大4本のトレース(CLEAR/WRITE、MAX HOLD、MIN HOLD、AVERAGE)に対応しており、信号の変動を多角的に評価できます。

マーカ機能の内容は?
マーカは最大6本まで設定可能で、各マーカ間の差分やピーク検索、ノイズフロア測定が可能です。

トリガ機能は搭載されていますか?
はい、外部トリガ入力およびビデオトリガに対応しており、指定イベント発生時の波形取得が可能です。

スペクトル測定以外にどんなモードがありますか?
チャネルパワー測定、OBW(占有帯域幅)測定、ACP(隣接チャネル漏洩)測定、EMIプリテストなど、各種通信試験にも活用できます。

どんな保存・出力が可能ですか?
USBメモリに画像(BMP)やデータ(CSV)として保存可能です。またLANやUSBでPCと接続し、ソフトウェアでリモート制御やデータ取得も行えます。