■ OWON TAO3000シリーズとはどのような製品ですか?
TAO3000は、タブレット型デザインを採用した4チャンネル・デジタル・オシロスコープで、携帯性と視認性に優れた次世代の測定器です。タッチパネルと物理ボタンの両方で操作が可能です。
■ 主なスペックと性能は?
最大帯域250MHz、最大サンプルレート2GS/s、4チャンネル入力、メモリ長最大40Mポイント(CH間共有)など、開発用途にも対応するスペックを備えています。
■ バッテリー駆動は可能ですか?
はい、リチウムイオンバッテリーを内蔵しており、屋外や現場での測定にも対応可能です。最大連続駆動時間は約4時間(使用状況による)です。
■ プローブ設定はどのように行いますか?
各チャンネルごとに10Xなどの減衰比設定が可能で、波形表示に反映されます。タッチパネルまたはCHボタンからProbe設定を選択してください。
■ トリガ機能は何が使えますか?
エッジ、ビデオ、パルス、スロープ、オルタネート、ウィンドウ、エンターパラメータなど多彩なトリガを搭載しており、複雑な波形の安定表示が可能です。
■ FFT機能は搭載されていますか?
はい、TAO3000にはFFT(周波数解析)機能が標準搭載されています。タッチ操作でFFT表示に切り替えられ、窓関数選択やスケール調整も直感的に行えます。
■ 波形の保存・取り出し方法は?
USBメモリまたは内部ストレージに波形データ(CSV/BIN)や画像(BMP/PNG)を保存可能です。ファイルはPCにコピーして再利用できます。
■ PCとの接続はどのように行いますか?
USB Type-Cインターフェース経由でPCと接続し、OWONの専用ソフトを使ってリモート制御やデータ転送が可能です。
■ 自動測定機能にはどのような項目がありますか?
周波数、周期、立ち上がり/立ち下がり時間、パルス幅、デューティ比、RMSなど、40種類以上の自動測定パラメータをサポートしています。
■ どのような用途におすすめですか?
開発・保守作業はもちろん、フィールドでの測定や教育現場での活用にも最適です。タブレット型のため省スペースで直感的に操作できます。
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