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USBインターフェースとは?|OWONオシロスコープの接続・保存・制御に欠かせない機能
- 2025/6/10 -

USBインターフェースとは?|OWONオシロスコープの接続・保存・制御に欠かせない機能

 

USBインターフェースとは、OWONオシロスコープと外部機器(PC、USBメモリなど)を接続するための汎用シリアル通信ポートです。データ保存・ファームウェア更新・リモート制御・画像転送など、さまざまな操作に利用される重要なインターフェースです。

 

■ OWON製オシロスコープのUSBポートの種類

OWONのオシロスコープ(ADS800/ADS900/ADS3000など)には、通常以下の2種類のUSBインターフェースが搭載されています:

ポート種別

形状

用途例

USB Host(ホスト)

USB-A端子

USBメモリ接続 → 波形保存・画像保存・FW更新など

USB Device(デバイス)

USB-B端子

PCと接続 → SCPI制御、リアルタイム転送など

 

■ 主な用途と活用シーン

◎ USBメモリを使ったファイル保存

 

-波形画像(PNG/BMP)保存

-測定データ(CSV/BIN)エクスポート

-スクリーンショット保存

-ファームウェア更新用ファイルの読み込み

 

◎ USB-PC接続でのリモート制御

 

-SCPIコマンドでの自動測定

-OWON専用PCソフトウェア(例:Waveform Viewer)との連携

-測定結果のリアルタイム表示・保存・制御

 

■ 接続時のポイント

 

-USBメモリはFAT32形式に対応

-USBドライバのインストールが必要な場合あり(特にDevice接続)

-一部機種ではUSBケーブルが付属しているため、すぐにPC接続が可能

 

■ まとめ

OWONのUSBインターフェースは、データ保存・ソフトウェア更新・PC連携による測定自動化など、多用途で活用できる標準装備です。
モデルによってポート数や対応機能が異なるため、機種ごとの仕様をご確認のうえ、目的に応じてご活用ください。

 

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